ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングが、日本時間6月14日(現地13日)にファイサーブ・フォーラムで行なわれたミルウォーキー・バックスとのプレイオフ・カンファレンス準決勝第4戦で、右足首を負傷した。アービングは第2クォーター中盤、ゴール下でシュートを放った後、ヤニス・アデトクンボの右足の上に着地してしまった。 痛みに顔をゆがめ、その後しばらく立ち上がれなかったアービングだが、その後足を引きずりながらではあるものの、何とか自分で歩いてロッカールームへ下がった。その後、チームからアービングはこの試合に戻らないと発表があった。 アービングはバックスとのシリーズで、第3戦までに平均23点、5アシストを記録。この試合も離脱するまで17分プレイして、11点、5リバウンド、2アシスト、1スティール、1ブロックをマークしていた。 ネッツのスティーブ・ナッシュHC(ヘッドコーチ)は、X線の結果アービングの骨に異常はなく、今後さらなる検査と治療を受けると明かした。『ESPN』によると、アービングは松葉杖を使い、右足は患部を守るブーツを履いてアリーナを後にしたという。また、アデトクンボはアービングの怪我について「ロッカールームで聞かされた。早く治って欲しいし、第5戦に間に合って欲しいと思う」とコメントしている。 また、ナッシュHCはたとえアービングが第5戦で戻ってこられなくても、欠場が続くジェームズ・ハーデンの復帰を急がせるつもりはないと語った。