カンファレンス準決勝で2連敗を喫したミルウォーキー・バックスだが、ヤニス・アデトクンボはまだ自信を失っていない。 日本時間6月8日(現地7日)、バックスはブルックリン・ネッツとのカンファレンス準決勝第2戦を86-125で落とした。シリーズ2連敗となったが、試合後のメディア取材でアデトクンボはチームが巻き返すには平常心でいることが重要であると語った。『ESPN』のティム・ボンテンプス記者が伝えている。 「気持ちが昂りすぎることも、落ち込みすぎることもない。マイアミ(ヒート)との1回戦で4連勝してこのシリーズに臨んだが、その時も僕は落ち着いていた。2連敗となっても落ち込んではいないよ。自分を信じてやるべきことをし、そしてチームメイト、チーム、これまでに築いてきたものを信じる。そして第3戦では勝利を掴みたい」 ここまではジェームズ・ハーデンを怪我で欠くネッツに圧倒されるバックス。もしシリーズ3連敗となれば2年連続でのカンファレンス準決勝敗退が濃厚となるだけに、11日(同10日)に予定されるホームでの第3戦は必勝となる。アデトクンボも、まずは1勝することが大事であるとした。 「ホームで2勝取り返さなければいけないとは聞きたくない。まずは1勝を取らなければいけない。第3戦ではそれを掴むために全て出し尽くし、その上で第4戦でも同じことを続ける。今は第3戦に集中するときだ」 昨季まで2年連続でシーズンMVPに輝いた“グリーク・フリーク”は、劣勢のチームを救うことができるのか。第3戦も注目だ。