日本時間5月25日(現地24日)、ワシントン・ウィザーズの八村塁がメディア会見に登場した。24日(同23日)に行われたフィラデルフィア・76ersとのプレイオフ1回戦初戦で12得点(FG 5/8、3ポイント2/2)、5リバウンドを記録した八村が、自身初めてのプレイオフの試合を振り返った。 ――初めてのプレイオフでの試合はどうでしたか? 前からコーチやチームメイトが、プレイオフのインテンスやフィジカリティがすごい違うと言っていました。そのなかで、ファンもそうですけど、レギュラーシーズンとは違うものがあったので、そこは昨日経験できてすごいよかったなと感じています。試合は負けてしまったんですけど、デビューができてよかったです。 ――レギュラーシーズンと比べて準備の量は多いですか? そうですね。大学の時を少し思い出しました。大学では試合も多くないので、1つのチームに集中してやったりするんですけど、今回もそういう感じですね。4試合は絶対このチームと戦うということで、そのなかで細かくフィルムを見て対戦していくので大学の時を少し思い出しました。 ――第1戦ではジョエル・エンビード選手(30得点)とトバイアス・ハリス選手(37得点)が厄介でしたね。 2人ともシクサーズのベストプレイヤーということで、僕らもどういう風に守るかは話していたんですけど、チームも、僕もディフェンス面で何回かミスすることがあリました。そこでリズムを奪われたなと思います。 ――第4クォーターの要所で3ポイントを2本決めていましたが、手応えは? 相手のディフェンスはブラッド(ビール)、ラッセル(ウェストブルック)に集中しているので、他の選手がフリーになったりして僕も気持ちよく打てました。 ――第1戦では約1万人の観客が入るなど、その声も大きな要素になると思いますが、再び敵地で行われる次戦に向けての意気込みはありますか? 昨日も1万人以上いたんじゃないかと思うくらいの気迫だったので、そのなかで久しぶりにやれるのもすごい嬉しかったですし、そういう環境でやれることをありがたく思っています。すごく楽しみですね。