ウェスト第7シードを掴んだレイカーズ、レブロン・ジェームズが親友クリス・ポールとの対戦に「待ちきれない」と意気込み

日本時間5月20日(現地19日)、ロサンゼルス・レイカーズはプレイイン・トーナメントでゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦し、103-100で勝利してウェスタン・カンファレンスの第7シードを獲得した。 試合は最終盤までどちらも譲らぬ激戦となったなか、レブロン・ジェームズが試合残り58.2秒に値千金のロング3ポイントシュートをヒット。これが決勝点となり、レイカーズが勝利を手中に収めた。 ステフィン・カリー擁するウォリアーズと激闘を演じたレイカーズだが、ジェームズは「いいパンチをもらうことができて良かった」と、この経験が今後の戦いで活きてくると語った。試合後のコメントを『ESPN』のマーク・J・スピアーズ記者が伝えている。 「マイク・タイソン(ボクシング元世界ヘビー級統一王者)も『顔にパンチを食らうまで、みんな計画をもっている』と言っていた。僕らはそれができたし、上手くいったと思うよ」 今季はシーズン中にジェームズが足首の怪我で27試合、アンソニー・デイビスがふくらはぎ等の怪我で36試合、デニス・シュルーダーも怪我や健康・安全プロトコルにより11試合を欠場。思うようなシーズンを過ごせず、ウェスト7位(42勝30敗)で想定外のプレイイン・トーナメント出場となったレイカーズだったが、逆境を乗り越えプレイオフ出場を掴んだ。 プレイオフ1回戦ではウェスト第2シードのフェニックス・サンズと対戦するレイカーズ。同僚のウェスリー・マシューズが「僕らは自分たちが第7シードだとは思っていない」と自信を見せるなか、ジェームズは親友でもあるクリス・ポールと初めてポストシーズンで戦うことを「楽しみだ」と意気込みを示した。 「恐れられる競争者の彼とコートをともにできるのはクールだね。彼らと対戦するのが待ちきれないよ」 連覇を狙うレイカーズの逆襲劇は、プレイオフ1回戦で見られるのか。注目のシリーズは5月24日(同23日)から始まる。

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