ネッツ指揮官がブレイク・グリフィンの万能性を称賛「成熟度とIQの高さはチームを大きく助けている」

ブルックリン・ネッツは、今季先発センターとして7選手を試すなど、なかなかそのポジションを確立することができなかった。しかし、最終的にはシーズン途中に加入したブレイク・グリフィンが務めることになりそうだ。 グリフィンは、レギュラーシーズン最後の6試合をセンターとして先発出場。平均23.4分、11.2得点、4.0リバウンド、2.8アシスト、FG成功率52.0%、3ポイント成功率42.9%を記録し、その間に5勝を挙げたチームに貢献した。 キャリア平均20.9得点を誇るグリフィンだが、全盛期を過ぎた現在はネッツでケビン・デュラント、ジェームズ・ハーデン、カイリー・アービングをサポートするロールプレイヤーとして活躍。チームのニーズに合わせて柔軟に適応する32歳のベテランを、スティーブ・ナッシュHC(ヘッドコーチ)は「ブレイクは素晴らしい活躍をしている」と称賛した。『BROOKLYNNETS.COM』のトム・ダウド記者が、そのコメントを紹介している。 「彼のIQ、タフネス、フィジカル、また体を投げ出すことをいとわない決意。これまでチームを牽引する立場だった彼にとっては違った役割だと思う。今はチームを補完する選手で、彼も喜びと誇りを持ってそれを受け入れており、信じられない活躍を披露している」 続けて指揮官は、グリフィンのプレイ面における万能性がチームにとって不可欠なものとなったと語っている。 「テイクチャージ数はリーグトップ(22回)で、仲間にパスを回し、必要な時は自ら得点を取る役目をこなしているね。彼のような万能性を持つ選手はチームにとって重要。3ポイントを決めることでき、小さな相手にはポストアップを仕掛けてペイントではフィジカルになれる。彼の成熟度とIQの高さはチームを大きく助けているよ」 グリフィンは今季デトロイト・ピストンズでシーズン開幕を迎えるも、3月にチームとバイアウトで合意すると、その後ネッツに加入した。移籍後の26試合では3ポイントを38.3%と自己最高の確率でヒットするなど、平均10.0得点、4.7リバウンド、2.4アシストをマーク。素早くチームに馴染んだグリフィンは、「展開を読む流動性の高いオフェンスは、LAの時のプレイスタイルに似ている」とロサンゼルス・クリッパーズ時代での経験をその要因として挙げた。 ロールプレイヤーとして真価を発揮するグリフィンはネッツで自身初の優勝を勝ち取れるのか。ネッツは5月23日(同22日)からボストン・セルティックスとプレイオフ1回戦で対戦する。

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