苦戦するレイカーズ、アンソニー・デイビスはケミストリーの再構築が必須と言及「ゼロからのスタート」

日本時間4月25日(現地24日)、ロサンゼルス・レイカーズはダラス・マーベリックスと対戦し、93-108で敗れた。現状プレイオフ出場確定圏内のウェスト5位に位置しているが、直近5戦では1勝4敗と負けが込んでいる。 怪我からの復帰2戦目となったこの日、17得点を挙げたアンソニー・デイビスは、長期離脱から再びチームに馴染むことの難しさについて言及。『ESPN』のデイブ・マクメナミン記者が、そのコメントを伝えている。 「チームメイトと築いた関係をやり直しているかのようだ。彼らも僕とどのようにプレイするかを探している。まるでゼロからのスタートで、シーズンの佳境でこのような状況になるのはタフなことだね」 右ふくらはぎとアキレス腱の怪我で約2か月以上欠場していたデイビスだが、23日(同22日)のマーベリックス戦で復帰。しかし、復帰後の2試合ではフィールドゴール29本中成功がわずか7本(成功率24.1%)と、まだ本来の姿を披露できずにいる。プレイイン・トーナメントを免れるためにも、ウェスト6位以上は維持したいレイカーズだが、同7位のポートランド・トレイルブレイザーズとは3ゲーム差と安心はできない状況だ。 25日のマーベリックス戦の前にフランク・ボーゲルHC(ヘッドコーチ)は「正直なところ、順位は我々にとってあまり関係ない」とコメントしていたが、デイビスは続くオーランド・マジックとワシントン・ウィザーズとのアウェイ戦に向けて「勝利しなければいけない。オーランドとD.C.での試合は僕らにとって必勝となる」と危機感を募らせた。 足首の怪我で戦列を離れるレブロン・ジェームズの復帰も待たれるなか、レイカーズはレギュラーシーズン残りの12試合でチームの完成度を高めることはできるのか。連覇達成に向けてシーズン最終盤での戦いに注目が集まる。 レイカーズは27日(同26日)に敵地アムウェイ・センターでマジックと対戦する。

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