日本時間4月11日(現地10日)、トロント・ラプターズの渡邊雄太が敵地ロケット・モーゲージ・フィールドハウスでクリーブランド・キャバリアーズ戦に途中出場した。 渡邊は第1クォーター終了時にブザービーターを沈めるなど、前半だけで8点をマーク。後半でさらに6点を積み上げて、22分で自己最多かつチーム4位の14点(フィールドゴール6/7、3ポイント2/2)を挙げた。得点以外では、5リバウンド、1アシスト、1スティールを記録。さらには1オン1でのタフなディフェンスでも存在感を発揮した。 試合は序盤からラプターズのオフェンスが爆発する。第1クォーターで47-26、第2クォーターで40-28と、前半だけで87-54と大量リードを奪った。なお、87点はラプターズが前半に挙げた得点としては球団史上最多得点記録である。その後もリードを守り、パスカル・シアカム、フレッド・バンブリート、カイル・ラウリーら主力が不在ながら、ラプターズが135-115と20点差で快勝した。 ラプターズは渡邊のほか、前半だけで25点を挙げたギャリー・トレントJr.が44点、7リバウンド、マラカイ・フリンが20点、11アシスト、2スティール、OG・アヌノビーが15点を記録。チーム全体ではFG成功率61.6%(53/86)、3ポイント成功率53.1%(17/32)をマークしている。 キャバリアーズはコリン・セクストンが29点、ケビン・ラブが18点、ダリアス・ガーランドが19点、8アシストを記録。第3クォーターは29-13と意地を見せたが、前半につけられた差を埋めるには至らなかった。 連敗を2で止めて21勝32敗となったラプターズは、12日(同11日)に敵地マディソン・スクエア・ガーデンでニューヨーク・ニックスと、連勝が2で止まり19勝33敗となったキャバリアーズは、同じ日に敵地スムージー・キング・センターでニューオーリンズ・ペリカンズと対戦する。