日本時間4月3日(現地2日)、トロント・ラプターズの渡邊雄太がホームのアマリー・アリーナで行なわれたゴールデンステイト・ウォリアーズ戦に途中出場した。13分プレイして、6点、チームハイかつキャリアハイの8リバウンド、1アシストを記録。フィールドゴールは3/6、3ポイントとフリースローはともに0/1だった。 第3クォーター終盤から途中出場した渡邊は、懸命なディフェンスだけでなく積極的にリングへアタックする姿も見られた。その結果、オフェンシブ・リバウンドも3本獲得。試合終盤にはダンクも披露した。 試合は、ステフィン・カリーとドレイモンド・グリーンが負傷欠場したウォリアーズにラプターズが猛攻を仕掛ける。第1クォーターこそ27-26でラプターズが1点リードと僅差だったが、第2クォーターは35-16、第3クォーターは46-14と、この24分間で81-30と大量リード。一時は61点差をつけるなど一方的な展開で、最終的には130-77で圧勝した。なお、53点差は今季リーグ最大の得点差である。 ラプターズは渡邊のほか、パスカル・シアカムがゲームハイの36点、7リバウンド、5アシスト、2スティール、ギャリー・トレントJr.が24点、OG・アヌノビーが21点、マラカイ・フリンが16点、5リバウンド、5アシストを記録。リバウンド数で53-38とウォリアーズを圧倒した。なお、ラプターズにとって53点差での勝利は球団史上最多の得点差である。 ウォリアーズはアンドリュー・ウィギンズがチームハイの15点、ジョーダン・プルとニコ・マニオンが10点を挙げたが、2桁得点を記録したのは3人のみ。チーム全体でFG成功率32.9%、3ポイント成功率32.4%に落ち込み、ファストブレイクからの得点も0だった。 連敗を4で止め19勝30敗としたラプターズは、6日(同5日)に再びホームで八村塁を擁するワシントン・ウィザーズと、2連敗で23勝26敗となったウォリアーズは、5日(同4日)に敵地ステイト・ファーム・アリーナでアトランタ・ホークスと対戦する。