2021年のNBAドラフトは日本時間7月30日(同29日)に開催予定となっており、NCAA所属の選手たちが続々とアーリーエントリーを表明している。 デューク大の1年生ガード、DJ・ステュワードは4月2日(同1日)にNBAドラフトにエントリーすることが大学側から発表。1年目から24試合(うち先発22試合)に出場して平均13.0得点、4.0リバウンド、2.4アシスト、1.1スティールを記録し、名将マイク・シャシェフスキーHC(ヘッドコーチ)も声明で「彼には大きな可能性がある」と太鼓判を押している。 フロリダ大の2年生ガード、スコッティ・ルイスは、エージェントを雇い、大学に戻る予定はないとインスタグラムで表明。2年目の今季は主にベンチから21試合に出場して平均7.9得点、3.1リバウンド、1.5アシスト、1.6スティール、1.0ブロックとオールラウンドな活躍を見せていた。『AP通信』によれば、「NBAでプレイすることは僕の人生の最優先事項。次のステップに進む決断を発表できて嬉しい」と語っているという。フロリダ大からはこれで6人目のエントリー表明となった。 さらに、4月3日(同2日)にはオーバーン大の1年生ポイントガードであるシャリフ・クーパーも、エージェントを雇い、ドラフトへのエントリーを表明。今季の出場は12試合のみだが、過去25年で6人しか達成していない平均20得点、8アシスト以上をクリアするなど、将来が嘱望される。オーバーン大のブルース・パールHCは、「彼は世代に1人のポイントガード。自ら得点し、周囲にも得点させる能力を備えている」と司令塔兼スコアラーとしての能力を高く評価している。 現状では6月下旬にドラフトのロッタリー抽選とコンバインが行われる予定となっている。