ブルックリン・ネッツのケビン・デュラントは日本時間4月3日(現地2日)、SNSで攻撃的かつ軽蔑的な言葉を使用したとして、NBAから罰金5万ドル(約550万円)を科された。 事の発端は、俳優のマイケル・ラパポートが3月31日(同30日)にツイッターで公開したプライベートメッセージの画像。デュラントからのメッセージに、同性愛嫌悪と女性憎悪の言葉が含まれていたとされている。デュラントは「僕の使った言葉で人々を不快な思いをさせてしまった。みんなに見てもらったり、聞いてもらいたいことではなかった」と謝罪していたが、罰金が科される形となった。 デュラントは2月14日(同13日)のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦を最後に、左ハムストリングの故障により21試合を欠場中。そのなかで、『Brooklynnets.com』のトム・ダウド記者によれば、スティーブ・ナッシュHC(ヘッドコーチ)は4月2日(同1日)のシャーロット・ホーネッツ戦で、デュラントの復帰は早くても4月8日(同7日)のニューオーリンズ・ペリカンズ戦以降になることを示唆したという。 デュラント自身は4対4など実戦的なメニューをこなしていることを明かしつつ、新たに加入したブレイク・グリフィン、ラマーカス・オルドリッジとの共闘に心を躍らせている。 「怪我をする前はしっかりプレイしていた。ジェームズ(ハーデン)、カイリー(アービング)、僕、チームには様々なメンバーがいて、リズムをつかみ始めていた。ケミストリーは懸念もあるけど、とにかく楽しみだ。ブレイク(グリフィン)やラマーカス(オルドリッジ)のスキルセットが何かは理解している。素晴らしいバスケットボールを見せてくれるはずだ」 ハーデンが右ハムストリングの張りを抱えるなど、スター5人の健康状態に不安は残るものの、全員が揃い踏みとなった際の破壊力とポテンシャルは対戦相手にとって脅威となりそうだ。