サクラメント・キングスが、マービン・バグリー三世の放出を検討しているようだ。キングスはバグリー三世のトレードをデトロイト・ピストンズに持ちかけるも拒否されたと、『Yahoo Sports』のクリス・ヘインズ記者が報じている。 「キングスは2018年のドラフト全体2位指名であるバグリー三世をトレード候補にしているという。リーグ関係者の情報によれば、キングスはバグリー三世と、ピストンズ期待の新人であるサディック・ベイのトレードをオファーしたが、ピストンズに拒否されたようだ。キングスとバグリー三世が互いに別れる道を探っていることは、リーグ内では周知の事実となっている」 今季37試合で平均13.9得点、7.4リバウンド、フィールドゴール成功率50.2%をマークする3年目のバグリー三世。NBA入り以降は毎シーズン怪我に悩まされており、現在も左手の骨折で戦線を離れている。1月には実父がSNSを通して、キングスに息子を放出するよう求めていた。 昨年のドラフト1巡目19位で指名されたピストンズのベイは、ここまでの40試合で平均10.5得点、4.1リバウンド、3ポイント成功率38.6%を記録。日本時間2月16日(現地15日)に発表されたシーズン第8週の週間MVPに選出されるなど、1年目からチームの主軸として活躍を披露している。 キングスは3月22日(同21日)時点でウェスト13位(17勝25敗)と低迷。目標とする2006年以来のプレイオフ出場達成は厳しい状況にあるが、トレード期限までにロスター強化に動くのだろうか。