トロント・ラプターズのノーマン・パウエルは、今季自己最高のシーズンを過ごしている。日本時間3月21日(現地20日)時点で平均得点(19.6)、フィールドゴール成功率(49.8%)、3ポイント成功率(44.8%)はいずれもキャリアハイだ。 来季の契約はプレイヤーオプションと、今季終了後にフリーエージェントになることが見込まれるパウエルだが、オフシーズンを待たずに移籍する可能性もあるようだ。『ESPN』のブライアン・ウィンドホースト記者が以下のように報じている。 「リーグ幹部の話によれば、ここ数日で(トレード市場に)急浮上したのがラプターズのノーマン・パウエルだ。平均約20得点を記録し、3ポイントも45%近く決め、先週には40得点超えを達成するなどキャリアシーズンを過ごしている。ラプターズは今季、また将来に向けての方向性を決断しようとしており、フリーエージェントになる可能性が高いパウエルは、コンテンダーにとってのサプライズ補強になるかもしれない」 パウエルが活躍する一方で、ラプターズはイースト11位と低迷。プレイオフ出場が危ぶまれるなか、パウエルや司令塔のカイル・ラウリーをトレードする噂が挙がっている。