日本時間3月26日(現地25日)に設定されたトレード期限前に移籍する可能性が報道されていたトロント・ラプターズのカイル・ラウリーだが、どうやら残留が濃厚のようだ。『TSN』のジョシュ・レベンバーグ記者が、ラウリーの移籍について以下のように伝えている。 「客観的に見たら、他チームがラウリーは獲得可能だと思うのも理解できる。デッドライン当日に35歳になり、契約最終年でチームは負け越しているからだ。しかし、情報筋によればラプターズにはラウリーを放出するつもりがないという。絶対ないとは言い切れないが、6度のオールスター選出を誇り、フランチャイズ最高の選手の1人であるラウリーはラプターズでシーズンを終えると見られている」 今季ラウリーは34試合で平均17.6得点、5.6リバウンド、7.5アシスト、1.1スティール、3ポイント成功率39.3%を記録。今季限りで2019年に結んだ2年契約が切れ、シーズン終了後にはフリーエージェントとなる。 これまでチームは17勝24敗でイースト11位と苦しんでおり、フィラデルフィア・76ers、ロサンゼルス・クリッパーズ、マイアミ・ヒートといった強豪チームが獲得を狙っていると報道されている。