日本時間3月18日(現地17日)、マイアミ・ヒートはオクラホマシティ・サンダーとのトレードでトレバー・アリーザを獲得したと発表した。サンダーは、マイヤーズ・レナードと2027年のドラフト2巡目指名権を獲得している。なお、サンダーはレナードをチームに合流させる予定はない旨を示している。 マイアミ出身でキャリア16年目を迎えるアリーザは、通算1064試合に出場して平均10.5点、4.8リバウンド、2.2アシスト、1.49スティールを記録している。昨季はサクラメント・キングスとポートランド・トレイルブレイザーズでプレイ。ブレイザーズでは21試合に出場し、平均11.0点、4.8リバウンド、2.0アシスト、1.62スティールをマークしていた。昨オフにトレードでサンダーに入団していたが、今季は1試合も出場していない。 ヒートは今回のトレードに関して、以下の声明を発表している。 「マイヤーズはNBAファイナルに進出したチームの重要な一員で、昨シーズンの彼の貢献とリーダーシップには感謝しています。彼の最近の発言は非常に残念でしたが、私たちは、彼が先週、地域社会の指導者たちやユダヤ教指導者、ホロコーストの生存者たちと会って、自身の発言の影響を深く理解するために過ごしたことに勇気づけられましたし、今後も彼が学んでいくことを願っています。マイヤーズとエリー(配偶者)の今後の幸運を祈ります」 レナードは9日(同8日)に『コール・オブ・デューティ』のプレイ動画をtwitchで配信中に、ユダヤ人を差別する言葉を発していた。その後12日(同11日)に、リーグから5万ドルの罰金とチーム活動への参加を1週間禁ずる謹慎処分、そして文化多様性プログラムに参加することが義務付けられていた。