日本時間3月15日(現地16日)、ロサンゼルス・クリッパーズはニューオーリンズ・ペリカンズと対戦し、最大33点のリードを奪われるなど115-135の大敗を喫した。 開幕から21勝8敗と好スタートを切ったクリッパーズだが、直近11試合では4勝7敗と勢いに陰りが見えている。優勝候補と目されながらも最近は不安定な戦いぶりが続くチームに対し、大黒柱のカワイ・レナードが「非常に心配」と警鐘を鳴らした。『ESPN』のオーム・ヤンミスク記者が、その内容を紹介している。 「(優勝を)成し遂げるチャンスが欲しいなら、もっと一貫性のあるチームにならなくてはいけない。素晴らしいチームは安定感がある。チーム、選手、コーチが安定しなければいけないし、それが素晴らしいチーム、選手、コーチを作り上げるんだ。勝利を求め続けること、勝利の習慣を続ける必要がある」 ひざの怪我でパトリック・ベバリーが欠場し、センターのサージ・イバカも背中の張りを訴えて試合後半から離脱したなか、この日チーム最多の23得点と気を吐いたレナード。盛り立て役のベバリー不在の影響もあり、エナジーが欠けていたチームの戦いぶりには、「(ベバリーが)いる、いないに関係なく全員がやらなければいけない。1人に頼ることはできない」と改善を訴えた。 悲願の優勝に向け、チームを立て直すべくリーダーとして声を上げたレナードの要望に、他の選手は応えることができるのか。