ボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムは約1か月前に新型コロナウイルスに感染し、約2週間戦列を離れていた。日本時間1月26日(現地25日)のシカゴ・ブルズ戦で復帰したが、今もコロナの後遺症に悩まされているという。 テイタムは16日(同15日)のメディア取材で、現在の健康状態について言及。まだ呼吸器系が完全な状態ではなく、定期的に軽度の倦怠感を感じるという。チーム公式サイトのテイラー・スノー記者が、テイタムのコメントを伝えている。 「(後遺症は)呼吸を少しおかしくするんだと思う。これまでの試合でも、いつもより早く疲れることがあった。コートで数回走るだけで、息を切らしたり疲れたりする。良くなってはいるけど、まだ時々起きるんだ。毎試合ずっと続いているわけではなく、ある一定の期間で起きる。コーチたちとメディカルスタッフには話しているよ」 テイタムは復帰以降1度も欠場していないが、直近5試合では平均20.4得点、FG成功率35.2%と調子を落としており、チームも1勝4敗と勝てていない。テイタムの不調は後遺症の影響もあると思われるが、本人は「自分に責任がある」と語った。 「物事が上手くいっていないとき、それを受け止めなければいけない。もっと上手くプレイしなければいけない。自分としても、チームメイトもそれを期待している。チームとして良くなることが大事だが、特に僕はもっといいプレイをしなければいけない」 テイタムが自分自身に厳しい姿勢を示すなか、セルティックスは17日(同16日)にデンバー・ナゲッツと対戦。テイタムはシュートこそ18本中12本失敗と不安定だったが、21得点、6リバウンド、8アシストとオールラウンドに活躍し、112-99での勝利に貢献している。