シャーロット・ホーネッツの新人ラメロ・ボールは、日本時間2月6日(現地5日)に本拠地で行われたユタ・ジャズ戦でキャリアハイの34得点をマークした。試合は121-138で敗れたものの、ジェームズ・ボレーゴHC(ヘッドコーチ)は19歳のスター候補生を称賛している。 高校卒業後に大学へ進学せず、オーストラリアでプロ契約を結んだボールは、2020年のドラフト1巡目3位指名でホーネッツ入り。セカンドユニットでの起用がメインながら、ここまで平均13.6得点、5.8リバウンド、6.0アシスト、1.4スティールと堂々たるプレイを見せてきた。 ジャズ戦では今季3回目となるスタメン出場を果たすと、果敢にゴールを狙い、フィールドゴール14/27、3ポイント4/9、フリースロー2/3でキャリアハイの34得点をマーク。4リバウンド、8アシスト、2スティール、1ブロック、ターンオーバー0と、個人としてはパーフェクトな出来だった。 『Hornets.com』のサム・パーリー記者によれば、ホーネッツの歴史においてルーキーイヤーでの30得点超えは2007年4月のウォルテル・エルマン以来。さらに、30得点、5アシスト、ターンオーバーなしはステフォン・マーブリーを抜いて最年少記録(19歳)だという。 試合こそ黒星を喫したが、ボレーゴHCは「今夜のラメロは素晴らしかった。8アシストでターンオーバーなし、正しくプレイし続けた。落ち着きと自信に満ちあふれていた。今夜の彼のスピリットは称賛に値する」と高く評価している。 1月のアトランタ・ホークス戦で史上最年少(19歳140日)でトリプルダブルを達成し、史上7人目となるデビューから20試合で通算225得点、115リバウンド、115アシストに到達するなど、オールラウンドな活躍を見せているボール。2015-16シーズン以来となるプレイオフ進出を目指すうえで、若きスター候補生の活躍は不可欠となりそうだ。