ニューオーリンズ・ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンは、日本時間2月6日(現地5日)に行われた敵地でのインディアナ・ペイサーズ戦で18得点を挙げて114-113の勝利に貢献。リーグ史上10年ぶりとなるデビューから44試合で通算1000得点に到達した。 2019年のNBAドラフト全体1位指名でペリカンズ入りしたウィリアムソン。ルーキーイヤーは右膝半月板損傷によりシーズンの半分を棒に振ったが、デビュー後は24試合で平均22.5得点、6.3リバウンド、2.1アシストと才能の片鱗を見せつけた。 2年目の今季もブランドン・イングラムに次ぐ平均得点を挙げているウィリアムソンは、キャリア通算991得点でペイサーズ戦を迎えた。立ち上がりにドライビングレイアップでチーム初得点を記録すると、ペイント内で得点を重ね、第1クォーター途中にダンクで通算1000得点に到達した。 『Pelicans.com』のジム・アイヒェンホーファー記者によれば、デビューから44試合で通算1000得点に到達したのは、2010-11シーズンのブレイク・グリフィン(当時ロサンゼルス・クリッパーズ/現デトロイト・ピストンズ)以来の快挙だという。 2月4日(同3日)のフェニックス・サンズ戦後には、「試合に勝てば、それ(通算1000得点のスピード達成)は大いに意味がある。でも、負けたらそれについては聞かないでくれ」と語っていたウィリアムソンだが、有言実行とばかりに勝利で自らの記録に華を添えた。 ウィリアムソンは最終的に31分間プレイして18得点、4リバウンド、5アシスト、3ブロックをマーク。通算1009得点まで伸ばし、同僚のエリック・ブレッドソーも「ダンク、レイアップ…ペイント付近での彼の能力は素晴らしいよ」と称えていた。