日本時間2月3日(現地2日)、ワシントン・ウィザーズの八村塁が本拠地キャピタル・ワン・アリーナで行なわれたポートランド・トレイルブレイザーズ戦に先発出場した。八村は34分出場してシーズンハイとなる24点、5リバウンド、1アシスト、1ブロックをマーク。試合は121-132でウィザーズが敗れ、今季の成績は4勝13敗となった。 八村は第1クォーターこそ2点にとどまったものの、第2Qは6点、第3Qは5点をマーク。そして大事な第4クォーターでは11点を奪って見せた。さらに試合全体でもフィールドゴールは12本中10本、3ポイントも4本中3本成功と、シュートタッチの良さが際立っていた。ディフェンスではセンターのエネス・カンターとマッチアップする場面も多く、サイズで上回る相手を身体を張って押さえ込もうとする場面も散見された。 試合はブレイザーズが第1クォーターで40点とスタートダッシュを決めるも、続く第2クォーターではウィザーズが40点と、激しい点の取り合いが繰り広げられる。第4クォーター残り4分5秒にはデニ・アブディヤが3ポイントを決めてウィザーズが122-118と4点差まで詰め寄ったが、そこからオフェンスが停滞。一方、ブレイザーズはデイミアン・リラードが残り3分を切ってからダンクや3ポイントを叩き込み、リードを広げた。 ウィザーズはチーム全体でFG成功率55.4%とブレイザーズ(46.3%)を大きく上回ったものの、3ポイントを45.7%の高確率で決められ、オフェンシブ・リバウンドも14本奪われたのが響いた。 ウィザーズは八村のほか、ブラッドリー・ビールがゲームハイの37点、ラッセル・ウェストブルックが17点、12リバウンド、10アシストのトリプルダブル、アブディヤが13点、7リバウンド、3アシストを記録。ダービス・ベルターンスは3ポイントを10本中8本外してしまった。 ブレイザーズはリラードがチームハイの32点、8アシスト、ゲイリー・トレントJr.が26点、ロバート・コビントンが19点、9リバウンド、カンターが14点、15リバウンドをマーク。シックスマンのカーメロ・アンソニーも21点と気を吐いた。 次戦からアウェイ4連戦となるウィザーズは、4日(同3日)に敵地でマイアミ・ヒートと対戦する。