日本時間1月29日(現地28日)、NBAでは全4試合が行なわれる。以下、各試合の見どころを紹介する。
今季2度目の対決。12月27日(同26日)の前回対戦は延長にもつれた接戦を128-126でブレイザーズが制したが、ロケッツはその時からラインナップが変わっている。さらに、デマーカス・カズンズの復調もあって3連勝中と波に乗っており、ロケッツは余勢を駆ってリベンジを果たしたい。ブレイザーズは26日(同25日)のサンダー戦でセンターのエネス・カンターが23リバウンドと大活躍。ユスフ・ヌルキッチの戦線離脱以降、インサイドで奮闘するトルコ出身ビッグマンは、カズンズを封じることができるか。
レイカーズは前日の76ers戦でついにアウェイ初黒星を喫したが、終盤で13-0のランを仕掛けて一気に点差を詰めた粘りは見事だった。次にLAへ戻るまであと3試合、仕切り直しの白星を掴みたい。黒星が先行するピストンズだが、26日(同25日)にはレイカーズを破ったイースト首位の76ersから勝利を奪っている。その試合でともに20点以上を挙げたデロン・ライト(28点)とウェイン・エリントン(20点)のバックコートデュオに期待だ。
クリッパーズは27日(同26日)のホークス戦でトレイ・ヤングに38点を許し、連勝が7でストップ。さらに得点も99に留まるなど、攻守で不安を残す結果となった。パトリック・ベバリー、カワイ・レナード、ポール・ジョージを欠く今、調子の上がらないルー・ウィリアムズの復調が待たれる。一方のヒートもジミー・バトラーやタイラー・ヒーローなど主力を欠いていることもあり、4連敗中と苦しんでいる。そのうち3試合で80点台と得点力不足が顕著だが、直近2戦のフィールドゴールが4/21とスランプにあえぐダンカン・ロビンソンは苦境を脱せるか。
今季初の3連勝を狙うウォリアーズはジェームズ・ワイズマンに注目。前日のウルブズ戦では控えながらチームハイの25点を叩き出した。3ポイントも3本決めるなど潜在能力の高さを見せつける新人センターは、先発昇格に繋がる活躍を披露できるか。サンズは2度の延長での惜敗を含む3連敗で、ついに貯金がゼロに。クリス・ポールは2試合連続で得点とアシストでチームハイをマークしているが、前日のサンダー戦を欠場しているデビン・ブッカーの出場が不透明なだけに、ベテランPGへのマークを分散させるスコアラーの台頭に期待したい。