腎臓に腫瘤が見つかったペイサーズのキャリス・ルバート「トレードのおかげで助かった」

日本時間1月17日(現地16日)、インディアナ・ペイサーズはトレードでキャリス・ルバートを獲得したこと、そしてルバートの腎臓に腫瘤が見つかったことを同時に発表した。 トレードが報道されるまで今季ブルックリン・ネッツで休みなくプレイしていたルバート。腫瘤が発見されたのは、移籍成立前に行われたメディカルチェックだったという。 ルバートは20日(同19日)のメディア取材で、「今回のトレードは自分の体で何が起きているかを明らかにした。このトレードが、長期的に見て僕の命を救ってくれたと知れてよかったと思う」と現在の心境を語った。 また、トレードから撤退することもできたペイサーズには、以下のように感謝の気持ちを示した。 「色々なことが頭の中をよぎった。何が起きているかも、次は何をすればいいかも、トレードが成立するかも分からなかった。結果的に移籍が成立したという事実は、この球団には素晴らしい人たちが揃っており、そして僕のことを信じてくれていることの証だと思う。それは自分にとって大きかった。今はただ健康になって早くコートに戻りたいよ」 昨季オールスターに選出されたドマンタス・サボニスを筆頭に、マルコム・ブログドンやマイルズ・ターナーなど、ペイサーズは多くの実力者を揃え、今季は19日(同18日)の時点でイースト4位(8勝5敗)につけている。今季12試合で平均18.5得点、6.0アシストを記録する26歳のルバートには、ビクター・オラディポの後釜として主に得点面で活躍することが期待されている。しかし、本人はまず健康体を取り戻すことが先決だとした。 「自分にとって最も大事なのは健康になり、人生を長く生きること。今はまだバスケットボールのことは考えていない。もちろんプレイするのは大好きで、可能な限り早くプレイしたい。だけど今重要なのは体のこと。復帰までのタイムラインは今後決めていくと思うけど、今は答えを持っていないんだ」

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