日本時間1月6日(現地5日)、ウィスコンシン州ケノーシャ郡の地方検事マイケル・グレイブリーは、昨年8月に起きたジェイコブ・ブレイク事件に対し、ブレイク氏を発砲した警察官を起訴しないことを発表。このことに対し、同州を本拠とするミルウォーキー・バックスが声明をリリースしている。 「バックスは法執行機関の過度な力の行使に固く反対します。昨年、アフリカ系アメリカ人や他の疎外されたコミュニティが直面している人種的不公正に光が当たりました。黒人コミュニティに従事する際の過度な力の行使、また即時のエスカレーションの再発は止めなければいけません。このような事件が起きないよう我々は、引き続き政策の変更を成立させるように努めていきます。アフリカ系アメリカ人と疎外されたメンバーにとって意味のある変化をもたらすべく、球団として我々は社会正義と反人種差別の問題に引き続き取り組んでいきます」 ジェイコブ・ブレイク事件をきっかけに、バックスは昨年8月27日(同26日)に予定されていたオーランド・マジックとのプレイオフ1回戦の試合をボイコットしている。