日本時間1月7日(現地6日)、NBAでは全11試合が行なわれる。以下、各試合の見どころを紹介する。
今季2度目の連勝を狙うペイサーズは、ビクター・オラディポ、ドマンタス・サボニス、マルコム・ブログドンと主力が揃って好調なのが強み。ロケッツは爆発的な得点力がある一方で、得失点差が-3.4と守備に難がある。連敗を回避すべく、ペイサーズの主軸を抑え込みたい。
5日(同4日)の対戦ではマジックが103-83で圧倒。キャバリアーズが連敗を阻止するには、この試合でFG成功率がともに3割台に落ち込んだアンドレ・ドラモンドとラリー・ナンスJr.の復調が欠かせない。
76ersが113-107で勝利した開幕戦以来の対決。その時不在だったウィザーズの八村塁は、3戦連続で2桁得点を記録している。リーグトップの被FG成功率41.5%を記録する76ersの堅い守備を崩せるか。
ホークスの売りは平均118.3点を記録する得点力。3連敗中と元気のないホーネッツだが、平均スティール(9.0)とブロック(5.0)はホークスを上回る(5.9&3.9)。どちらが相手の強みを消せるかが勝負を決めるだろう。
昨シーズンのプレイオフ・カンファレンス決勝以来の顔合わせ。ヒートが今季初の連勝を飾れるかは、6日(同5日)のラプターズ戦で40点を叩き出したジェイソン・テイタムを封じられるかにかかっている。
前日、ネッツに96-130で大敗を喫したジャズはディフェンスをどこまで立て直せるか。直近5戦で4勝と勢いに乗るニックスを破るには、絶好調の主砲ジュリアス・ランドルの対策が不可欠だ。
5日(同4日)の対戦ではバックスのヤニス・アデトクンボが43点の大爆発。ピストンズが一泡吹かせるためには、ジェレミー・グラント、メイソン・プラムリーらフロントコート陣の奮起が不可欠だ。
1月1日(現地12月31日)の前回対戦はペリカンズが113-80で圧勝していた。リーグ最下位の平均100.5点とオフェンスに難のあるサンダーはロースコアの展開に持ち込むためにも、チーム一丸となってブランドン・イングラム、ザイオン・ウィリアムソンといった相手の得点源を封じたい。
ラプターズの渡邊雄太は前の試合で今季初得点を記録。指揮官の評価も高いだけに、再び出場機会を与えられるか。サンズはチームメイトを活かすことで今季の快進撃を演出する、クリス・ポールの老獪なプレイに注目だ。
序盤こそ出遅れたウォリアーズだが、ステフィン・カリーの復調とともにチームも上昇。直近5戦では4勝を奪っている。前日、ポール・ジョージの欠場もあって4連敗中のスパーズに敗れたクリッパーズは、上り調子のウォリアーズを相手に今季初の連敗を回避できるか。
直近5戦で4勝と波に乗っているブルズは、エースのザック・ラビーンに加えて、2戦連続で20点以上をマークしているコービー・ホワイトがキーマンとなっている。4連敗は回避したいキングスは、リーグ27位の平均119.6失点というブルズの脆弱なディフェンスを突きたい。