日本時間1月6日(現地5日)、NBAでは全5試合が行なわれる。以下、各試合の見どころを紹介する。
ジャズはマイク・コンリー(20.3点)、ドノバン・ミッチェル(20.2点)と平均20点超えのバックコート陣2人がオフェンスを牽引。今季初の3連勝を狙う。2連敗中のネッツは、平均28.2点を挙げるケビン・デュラントが欠場予定。さらにジャズには4連敗中と不安要素が多いなか、デュラントの穴を埋めるXファクターの登場に期待したい。
4日(同3日)の対戦ではレイカーズが108-94で快勝。グリズリーズがリベンジするには、22点、13リバウンド、8アシストとマルチに活躍したレブロン・ジェームズを抑え込みつつ、チーム全体でFG成功率41.1%、3ポイント成功率27.3%と低調だったシュート精度の改善が必須だ。
4日(同3日)の対戦では3ポイントを42.1%の高確率で沈めたナゲッツが、124-109で圧勝した。敗れたウルブズだが、FG成功率は51.8%と十二分の数字を残していただけに、ディフェンスの強度を上げてナゲッツに対抗したい。
前戦では好調サンズに勝利したクリッパーズだが、最大31点あったリードを一時は1点差にまで詰め寄られるなど、詰めの甘さが露呈していた。4連敗中のスパーズは、エースのデマー・デローザンが平均21.3点、6.0リバウンド、7.3アシストと好調。相手の油断を的確に突くことができれば、久々の勝利が見えてくる。
オフェンスが自慢の両チームだが、ブルズ(平均121.3失点)、ブレイザーズ(119.3点)ともに平均失点はリーグ下位。“攻撃は最大の防御”を体現する果敢な打ち合いが予想されるなか、最も得点を稼ぐのは誰か。