クリーブランド・キャバリアーズのディラン・ウィンドラーが、左手薬指の骨折が発覚し、離脱の可能性が浮上している。『AP通信』のトム・ウィザーズ記者が報じている。 2019年のNBAドラフト1巡目26位で指名されたウィンドラーは、プレシーズンで左下腿骨のストレス反応で開幕戦から欠場。その後、順調に回復して復帰間近と見られていたが、症状が悪化したために今年1月に入って手術を受け、ルーキーイヤーは全休を余儀なくされた。 それでも、ベルモント大4年時の2018-19シーズンに平均21.3得点、10.8リバウンド、3ポイントシュート成功率43%を記録したウィンドラーへの期待は大きく、キャバリアーズは今季開幕前に3年目となる2021-22シーズンのオプションを行使していた。 12月23日(日本時間24日)に行われたシャーロット・ホーネッツとの開幕戦でNBAデビューを飾り、3ポイントシュートを決めるなど、出場9分間で3得点、2スティールを挙げていたが、第3クォーター残り2分53秒にアクシデントに見舞われる。左コーナーからドライブしてゴールを狙った際、空中でホーネッツのゴードン・ヘイワードからファウルを受けてコートに落下。左手を強打し、途中交代となった。 試合後のレントゲン検査では以上なしだったが、さらなる検査で薬指の第4中手骨が骨折していることが発覚したという。 ウィザーズ記者によれば、チームはリハビリプログラムを開始するとだけ発表しており、復帰のタイムラインは未定。1週間後に再び状態をチェックすることになっている。1年目を棒に振ったウィンドラーにとっては、苦しいシーズンの立ち上がりとなった。