ダラス・マーベリックスは昨季に4年ぶりのプレイオフ出場を果たした。開幕が迫る2020-21シーズンでは、若きエースのルカ・ドンチッチを中心にウェスタン・カンファレンスで上位に食い込むことが期待されている。 さらなる飛躍を果たすべく、チームは今オフにフィラデルフィア・76ersからジョシュ・リチャードソンをセス・カリーとのトレードで獲得。12月14日(日本時間15日)のプレシーズン2戦目では23得点、7リバウンドを記録した新たなバックコートメイトに、ドンチッチも期待を寄せている。 「彼は素晴らしいプレイヤーだ。まだプレシーズンだけど、すでにそれが分かるだろう。彼は何でもできるんだ。シュートにドリブル、守備では誰でも守ることができるし、チームに多くのものをもたらす。彼を獲得できて本当に嬉しいよ」 エースから称賛されたリチャードソンも、「僕らは性格が似ている。オフコートではふざけているが、試合が始まった瞬間に本気モードになるんだ」とドンチッチとの相性の良さを強調。また、新天地における役割については、「僕はリーダーシップやタフネスをもたらすことができる。昨季はそれが足りていなかったと思う」とコメントし、ドンチッチをサポートしたいと語った。 キャリア6年目のリチャードソンは76ersでプレイした昨季、平均13.7得点、3.2リバウンド、2.9アシストを記録。通算では平均12.4得点、3.2リバウンド、2.9アシストという成績を残しており、今季は攻守でドンチッチの負担を軽減することが期待される。