12月13日(日本時間14日)、ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングがワシントン・ウィザーズとのプレシーズン初戦翌日にメディアのインタビューに答えた。アービングはトレーニングキャンプの間、メディア対応を拒否してリーグから2万5000ドルの罰金を科されており、今季初の発言が注目されていた。 アービングはおよそ15分にわたって、なぜ自分の発言に慎重なのかを語っている。彼は自身のインスタグラムで「くだらない連中と話をするつもりはない」とメディアを批判するような投稿をしていた。この投稿には、かつてのチームメイトであるクリーブランド・キャバリアーズのケビン・ラブも「敬意を欠く行為」と苦言を呈していた。 「とあるアーティストが特定のプラットフォームで不当の扱いを受けることに対して、自分が思ったこと」と話し、自身の発言についても「すべてコントロールできるようにしたい」と明かした。 なお、アービングはスティーブ・ナッシュHC(ヘッドコーチ)についても語っている。 「スティーブは驚異的だ。ゲームに対する高いバスケットボールIQを持っている。彼は尊敬を勝ち得ているけど、ただチームに加わって選手の上に立つという典型的なコーチではない。成長するため、コミュニケーションをとるため、そしてアイディアを出し合うための快適な状態を与えてくれるんだ」 同じPGで2度もシーズンMVPに輝いたナッシュHCから学ぶことも多いのだろう。「相乗効果は抜群」と語っており、今後のさらなる飛躍も期待できそうだ。