ウィザーズの八村塁がNBA2年目のシーズンに意気込み「自分をどんどん出していきたい」

12月1日(日本時間2日)、ワシントン・ウィザーズの八村塁が、新シーズン最初のメディア会見を実施。12月22日(同23日)に開幕する2020-21シーズンに向けて抱負などを語った。 ――オフシーズン中はどのようなトレーニングを行った? 「主にはウェイトトレーニング。バスケットボールの方は、3ポイントとボールハンドリングを中心にやっていました」 ――新人だった昨年の今頃と比べると今はどのような気持ち? 「去年は最初の1年ということで、何も分からない状態で入って、アジャストしながらやっていったシーズンでした。今年も少し不規則なシーズンになると思うんですけど、去年学んだことを活かしていければいいなと思います」 ――トレーニングキャンプにおけるテーマは? 「チームがどのような感じになるかまだ分からず、チームメイトとも全然会っていないんですけど、そんななかでも自分をどんどん出していきたいなと思います」 ――ダービス・ベルターンスの残留や新人デニ・アブディヤの加入など選手層が厚くなったが、今季はどんなチームになる? 「チームとしてはオフェンス力が高くて、昨季もオフェンスにおいてはリーグトップクラスだったと思います。どんどん層も厚くなっているし、今年はジョン(ウォール)も帰ってくるので、すごい楽しみなチームになるんじゃないかなと思います」 ――自分に期待することは? 「ジョンも帰ってきますし、新しい選手も入ってきているので、(どういうチームになるのか)まだ分からないところがあるんですけど、そのなかでも僕の持ち味をどんどん出していきたいです。今シーズンはスリーも積極的に打っていくので、そこは期待しています」 ――ジョン・ウォールとプレイする事についてはどう思う? 「このオフシーズンは、ジョンがプレイしている映像をいっぱい見たので、ジョンがどういうポイントガード(PG)かっていうのは少しずつ分かってきました。ただ、ビデオで見るのとプレイするのとでは全然違うと思うので、トレーニングキャンプが始まってどうなるかが楽しみです。彼はスピードを持ち味とするPGで、僕もファストブレイクで一緒に走れる選手なので、(相性は)いいんじゃないかなと思います。また、彼に(ディフェンスの)注意が集まる分、僕はオープンになるんじゃないかなと思うので、スリーとかは鍵になるんじゃないかと思います」 ――オリンピックについてはどう考えている? 「まずはNBAのシーズンに集中していきますが、オリンピックも前から出たいと思っていた大きな大会なので、シーズンが進んでいくにつれて、少しずつそこも考えなければいけないなと思います。タイトなスケジュールですが、そんななかでもオリンピックに出場できるチャンスがまだあるというのは嬉しいです」 ――2年目の抱負は? 「昨季はプレイオフ を逃してしまったんですけど、今年は絶対逃したくないですし、チャンスもあると思うので、まずはそこを目指したいです。そしてプレイオフに行って、僕らがどれだけできるのかを見てみたいと思っています」

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