ケビン・デュラント、ジョーダンとの“史上最高のスコアラー”比較を辞退 「MJは神レベル」「俺を対象から外してくれ」

ブルックリン・ネッツのケビン・デュラントは通算2万2940得点を誇り、現役屈指の得点製造機として知られている。身長208cmから繰り出される長距離砲を止めるのは難しく、“史上最高のスコアラー”との呼び声も高いが、本人は神様マイケル・ジョーダンとの比較を辞退している。 デュラントは2019年6月のNBAファイナル第5戦で右足アキレス腱を断裂した影響で、ネッツに移籍した19-20シーズンは全休。すでに怪我は完治しているとされ、5対5のスクリメージなどで汗を流して新シーズンの巻き返しを狙っている。 計4回の得点王を獲得し、キャリア平均27.0点は歴代6位にランククン。通算3ポイント成功数は歴代29位の1570本、さらに成功率も38.1%と高精度を誇る。サイズと腕の長さを含め、そのシュートはアンストッパブルとも言われる。 『ESPN』の番組『First take』では、デュラントのスコアリング能力をテーマに議論が展開された。2008年にボストン・セルティックスで優勝した経験を持つ元NBA選手のケンドリック・パーキンスは、デュラントが「史上最高のスコアラー」だと主張。一方、番組ホストのマックス・ケラーマン氏は、「マイケル・ジョーダンはKD(デュラント)以上の得点を挙げただけでなく、より効率的にスコアした」と反論している。 “神様”ジョーダンは歴代トップの平均30.12得点を誇るのに対し、同6位のデュラントも2012-13シーズンには史上8人しか達成していないシュート成功率50%、3ポイント成功率40%、フリースロー成功率90%以上をクリアしている。パーキンスは、「KDは今まで見た中で最も効率的なスコアラーの1人だ。ジョーダンは50-40-90クラブになったことがあるかい? KDに欠点はない」と改めてその凄みを訴えた。 これを受け、デュラントはツイッター上で冷静な対応を見せている。 「MJは唯一無二の存在。神レベルで、肩を並べられるヤツなんて存在しない。言うまでもなく、スコアリングにおけるマスターだ。俺はいまだに彼のプレイ(映像)を見て、学んでいる。その議論の対象から俺を外してくれ」 近年は歯に衣着せぬ物言いで批判の対象となることも多いデュラントだが、ことジョーダンとの比較に関しては、“足元にも及ばない”と素直に認めていた。

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