ロサンゼルス・クリッパーズとカイ・ボウマンが契約合意に至ったと、11月25日(日本時間26日)に『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じた。23歳のポイントガードは、今月20日(同21日)にゴールデンステイト・ウォリアーズからウェイブ(契約解除)されてフリーエージェントになっていた。 2019年にドラフト外からウォリアーズに入団したボウマン。ルーキーイヤーの昨季は45試合(うち先発12試合)で、平均7.4得点、2.7リバウンド、2.9アシスト、フィールドゴール成功率41.7%、3ポイント成功率30.8%を記録した。 ボウマンは、ステフィン・カリーが手首骨折によりシーズンをほぼ全休したため、昨季想定以上の出場時間を得た。『NBC Sports Bayarea』のマーカス・ホワイト記者は、新天地でも出場時間を得るためには、「3ポイントシュートを成功率38.8%と高確率で決めていた大学時代のシュートタッチを取り戻す必要があるだろう」と長距離砲の改善を成功の鍵とした。 『New York Times』のマーク・スタイン記者によると、クリッパーズはシックスマン賞を3度受賞しているベテランガードのルー・ウィリアムズをトレードする可能性があるとのこと。もしウィリアムズが放出された場合は、ボウマンにも十分にチャンスはある。いずれにせよボウマンにとって、新シーズンはNBA生き残りを懸けた勝負の1年になりそうだ。