ダラス・マーベリックスのティム・ハーダウェイJr.が、契約最終年となる2020-21シーズンのプレイヤーオプション(年棒1890万ドル/約19億6000万円)を行使し、チームに残留することが決まったようだ。『ESPN』のティム・マクマホン記者が11月20日(日本時間19日)に報じている。 昨年1月にクリスタプス・ポルジンギスとともに、ニューヨーク・ニックスからマーベリックスに移籍したハーダウェイJr.。当初はハーダウェイJr.の高額契約をマーベリックスが引き取る意味合いが強かったが、移籍後はシュート力の高さを武器に活躍し、チームにとって良い意味でサプライズとなっていた。特に得意にするキャッチ&シュートは、チームオーナーのマイク・キューバンから「リーグトップ3の実力」と称賛されている。 昨季は平均15.8得点、3.3リバウンド、1.9アシストを記録し、ルカ・ドンチッチ、ポルジンギスに次ぐチーム3番目のスコアラーとして活躍。精度を上げた3ポイントシュートはキャリアハイとなる39.8%の成功率をマークしている。 より自分にフィットする環境に身を置いたことで、選手としての価値を上げた28歳のハーダウェイJr.。新シーズンはさらなる活躍が期待される。