11月19日(日本時間20日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソンが、右アキレス腱断裂により2020-21シーズンを全休する予定であることがチームから発表された。 トンプソンは、11月18日(同19日)に行っていた練習中に右足の下腿を負傷。翌日に受けたMRI検査の結果、アキレス腱を断裂していたことが判明した。このニュースを最初に報じた『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると、トンプソンは新シーズンの全休を余儀なくされるものの、怪我は完治する予定とのこと。 トンプソンは昨年6月に行われた2018-19シーズンのNBAファイナル第6戦で左膝前十字靭帯を断裂し、そのリハビリのため、2019-20シーズンを全休。12月22日(同23日)に開幕する新シーズンに向けて、リハビリとワークアウトに励んでいた最中の悲報となった。 リーグ最下位(15勝50敗)で昨季を終え、新シーズンでの巻き返しを目指すウォリアーズにとって、キャリア平均19.5得点を記録するトンプソンの2年連続の全休は大きな打撃。また、トンプソンが立て続けに負った大怪我は、選手として全盛期真っ只中にいるはずの彼自身にとっても、その後のキャリアに大きく影響を与える可能性がある。 現在30歳のトンプソンが2シーズン連続の欠場を経たあと、どこまで状態を戻せるかが心配なところではあるが、今は彼の早期復帰を願うばかりだ。