アトランタ・ホークスは今年のNBAドラフトで1巡目6位指名権を持っているが、複数のチームから指名権のトレードを打診されているようだ。 『The Ringer』のケビン・オコナー記者は、ドラフト全体1位指名権を持つミネソタ・ティンバーウルブズが2つ目のロッタリーピック(上位指名権)を得るために、ジャレット・カルバーと17位指名権をホークスに差し出す構えがあるとレポート。ほかにも、ニューオーリンズ・ペリカンズやボストン・セルティックスもホークスの指名権に興味があるという。 そのなかで、『ニューヨーク・タイムズ』のマーク・スタイン記者は、ホークスが前向きに考えているトレード相手はペリカンズだとし、ペリカンズ側はベテランガードのドリュー・ホリデーを差し出して6位指名権を獲得するシナリオを考えていると伝えている。 『The Athletic』のクリス・カーシュナー記者は「情報筋によると、現時点でホリデーがホークスにトレードされる可能性はない」と報じているが、プロ2年目でオールスターになったトレイ・ヤングの周りをベテラン選手で固め、早い段階でプレイオフに返り咲こうと考えるホークスがホリデー獲得に興味を持っても不思議ではない。特に、コンボガードとして機能し、リーグトップクラスの守備力を誇るベテランのホリデーは、ヤングの良きメンターになる可能性も高い。 ホークスの6位指名権を巡っては、11月18日(日本時間19日)に開催予定のNBAドラフト当日までにさらに多くのトレードの噂が出てきそうだ。