ロサンゼルス・レイカーズ時代の2009年から2連覇を達成したベテランビッグマンのパウ・ガソルが、シカゴ・ブルズ時代にチームメイトだったジミー・バトラーのNBAファイナルでの活躍を称えた。 レブロン・ジェームズ率いるレイカーズが優勝を決めたNBAファイナル第6戦の試合後に、ガソルは自身のツイッターにバトラーの写真を投稿。そして元同僚に向けた賛辞のメッセージを添えた。
「私がどれだけバトラーのことを誇りに思っているか知ってもらいたい。君は世界最高の選手の1人であり、素晴らしいリーダーだ‼︎ バトラーとヒートのとてつもないシーズンを祝福します。愛しているよ、兄弟」 2001年のNBAドラフト1巡目全体3位指名でメンフィス・グリズリーズに入団したスペイン出身のガソルは、2007-08シーズン途中にレイカーズへと移籍。2014年までコービー・ブライアントらと共にプレイしたあと、2014-15シーズンからはフリーエージェントとして加入したブルズで2年間プレイした。ブルズ加入初年度に、当時キャリア4年目だったバトラーが平均得点を初めて20点台に乗せ、名実共にチームの顔へと成長。2015年と2016年には2人揃ってNBAオールスターにも出場している。 現在40歳のガソルは、左足の怪我の影響もあり、2018-19シーズンにサンアントニオ・スパーズとミルウォーキー・バックスでプレイしたのを最後に、NBAの舞台から遠ざかっている。今年4月、ガソルは2021年に延期された東京オリンピックでの引退を検討していると言及。しかし、母国スペイン『EFE通信』とのインタビューにて、1か月〜1か月半後に現役続行か引退かの判断を下すと語ったことが先日報道された。 2002年に新人王を受賞したガソルは、NBAで通算1226試合に出場し、1試合平均17.0得点、9.2リバウンド、3.2アシストを記録している。