NBAは10月6日(日本時間7日)、ニューオーリンズ・ペリカンズのドリュー・ホリデーが2019-20シーズンのチームメイト・オブ・ザ・イヤーを受賞したと発表した。 2012-13シーズンから設けられたチームメイト・オブ・ザ・イヤーは、無私無欲なプレイに徹し、リーダーシップを持ち、他の選手の模範となり、献身的に働く選手を選出条件に贈られる。 NBAのパネリストたちによって絞られた12人の候補者を対象にNBA選手267人が投票に参加。1位票53を含む合計1041ポイントを獲得したホリデーが1位に輝いた。 そのほか、フィラデルフィア・76ersのトバイアス・ハリスが806ポイント(1位票48)で2位、ミルウォーキー・バックスのカイル・コーバーが796ポイント(1位票26)で3位に続いている。
ホリデーは2009年に76ersでNBAキャリアをスタートさせ、2013年にトレードでペリカンズへ移籍。2012-13シーズンにオールスター出場、2017-18シーズンから2年連続でオールディフェンシブチーム選出を果たしており、今季も平均19.1得点、4.8リバウンド、6.7アシスト、1.6スティールを記録した。 ペリカンズのバスケットボール運営部門エグゼクティブ・バイス・プレジデントを務めるデイビッド・グリフィン氏は、公式サイトを通じて「コート内外を問わず、ドリュー・ホリデーほどこの賞が意味することを体現している選手はいない」と称賛。同僚のフランク・ジャクソンも「彼はいつも僕を気にかけてくれている」と30歳のベテランの凄みを語った。 ホリデー本人は、受賞について「このリーグの偉大なリストの一員になれて恐れ多いよ。チームメイトたちに感謝したい」と謙虚にコメントしている。 チームメイト・オブ・ザ・イヤーの最終投票結果は以下の通り。 1位:ドリュー・ホリデー(ニューオーリンズ・ペリカンズ/1041ポイント) 2位:トバイアス・ハリス(フィラデルフィア・76ers/806ポイント) 3位:カイル・コーバー(ミルウォーキー・バックス/796ポイント) 4位:ユドニス・ハスレム(マイアミ・ヒート/732ポイント) 5位:デイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ/700ポイント) 6位:JJ・バレア(ダラス・マーベリックス/527ポイント) 7位:パティ・ミルズ(サンアントニオ・スパーズ/527ポイント) 8位:ゴードン・ヘイワード(ボストン・セルティックス/474ポイント) 9位:ジャレッド・ダドリー(ロサンゼルス・レイカーズ/436ポイント) 10位:マイルズ・ターナー(インディアナ・ペイサーズ/380ポイント) 11位:トーリー・クレッグ(デンバー・ナゲッツ/317ポイント) 12位:サージ・イバカ(トロント・ラプターズ/206ポイント)