ミニキャンプを終えたキャブズ 「まるで別人」と指揮官はダリアス・ガーランドの成長に手応え

クリーブランド・キャバリアーズがNBAのプロトコルに則り、地元クリーブランドにミニ・バブル(小規模な隔離地域)を作って行った10日間のミニキャンプが先週終了した。 キャバリアーズはフロリダ州オーランドで開催された再開シーズンに参加しなかったため、選手たちにとっては久々の本格的なチーム練習となったが、『Cavs.com』のジョー・ギャブリール記者によれば、JB・ビッカースタッフHC(ヘッドコーチ)はキャンプで大きな手応えを得たという。 「我々は1つのグループとして成長した。最初のスクリメージ(試合形式の練習)と、その数日後のスクリメージでは内容が大違いだった。我々はミニキャンプ前よりも確実に良くなった。そのことに最も満足している」

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なかでも、今シーズン、チーム1位の平均アシストとチーム3位の平均得点を記録したルーキーのダリアス・ガーランドが、今回のミニキャンプで指揮官の目を最も引きつけた。 ビッカースタッフHCは「動きにスピードと俊敏さがあり、密集でもフィニッシュできて、シュートも決められ正しいプレイをする。そんなプレイを見せる彼は、レギュラーシーズン最終戦でプレイしていた彼とはまるで別人だった」と、ガーランドを大絶賛している。 また、ギャブリール記者によれば、ガーランド本人も久々のチーム練習で自身の成長に手応えを感じたようだ。 「とても楽しかった。みんなもまた一緒にプレイできることを喜んでいたね。チームとして成長し、ケミストリーを構築することができた。個人的にも、過去最高に自信を感じている」 昨シーズン、ガーランドは59試合に出場し(全て先発)、平均12.3得点、1.9リバウンド、3.9アシストを記録。若き司令塔の成長は、レブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)が移籍して以降、2シーズン連続で勝率3割未満と低迷するキャバリアーズ再建の鍵になりそうだ。

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