ニューオーリンズ・ペリカンズのJJ・レディックが、昨シーズンまで2年間在籍したフィラデルフィア・76ersが抱える問題について語った。 元NBA選手のスティーブン・ジャクソンとマット・バーンズがホストを務めるポッドキャスト『All The Smoke』にリモート出演したレディックは、古巣に対して「76ersは僕と再契約すべきだった」と見解を述べた。
「僕と再契約しなかったから、彼らは苦しい状況に陥ったんだ。76ersが長年抱えている問題は、選手の入れ替えが激しいことだ。ジョエル(エンビード)も、僕のポッドキャストに出演した時に『あまりにも多くのチームメイトがいるから、どうしたら良いのか分からないんだ』と語っていた。彼らは、とにかくチームメイトをコロコロ変えているだけなんだ」 エンビードとベン・シモンズの二枚看板を中心に据えて『The Process』(ザ・プロセス)と呼ばれる再建計画を進めてきた76ersは、アル・ホーフォードやトバイアス・ハリスを獲得して一気に勝負に出た。 しかし、レディック、ジミー・バトラー(現マイアミ・ヒート)、ロバート・コビントン(現ヒューストン・ロケッツ)らがいた昨シーズンよりもレギュラーシーズンの勝率を落とし、プレイオフでも1回戦でボストン・セルティックスに4連敗を喫して早々に姿を消すことになった。 今シーズンの76ersが苦戦した原因はチームケミストリーの問題とも言われているが、選手の心を掴むのが上手いドック・リバース新HC(ヘッドコーチ)の手によってチームがどのように生まれ変わるのか。