「自分がベストオプションだと思っていた」カイリー・アービングがキャブズ&セルティックス時代のマインドを明かす

ブルックリン・ネッツは来たる2020-21シーズン、スティーブ・ナッシュ新HC(ヘッドコーチ)を迎えて快進撃を狙う。右肩の故障から復活を期す司令塔のカイリー・アービングは、新指揮官との関係やケビン・デュラントとの共闘について語っている。 今季ボストン・セルティックスからネッツへ移籍したアービングは、右足アキレス腱断裂のリハビリでデュラントが全休となるなか、エースとして活躍が期待された。出場した20試合では平均27.4得点、5.2リバウンド、6.4アシストを記録したが、右肩の故障に苦しみ、今年2月には手術に踏み切った。

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不完全燃焼に終わった1年目を経て、2020-21シーズンは鬱憤を晴らすパフォーマンスが求められるが、『The Boardroom Podcast Network & Cadence13』の番組『The ETCs』でデュラントと対談。アービングはナッシュ新HCをトップダウン型の指揮官と捉えるのではなく、選手からも意見するより協力的な体制で臨むイメージを描いているという。 「正直、ヘッドコーチがいるという感じじゃない。KD(デュラント)もヘッドコーチになることができるし、僕もヘッドコーチになるかもしれない」 これにはデュラントも「共同作業だ」と同意した。もっとも、アービングは決してナッシュ新HCを軽視しているわけではなく、「スティーブは素晴らしい。これから関係を築いていくことになる。彼とは2年前に殿堂入りの表彰式会場で会ってハグをした。そして、今では彼は僕たちのヘッドコーチだ。彼を人として知れば、共存できる」と語っている。 また、アービングは対談のなかで、「誰がラストショットを打つか」とのテーマにも言及。クリーブランド・キャバリアーズ時代の2016年にはNBAファイナル第7戦で、レブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)もいるなかで決勝シュートを沈めて優勝に導いたが、これまで所属した2チーム(キャブズ、セルティックス)ではどのような心構えだったかを明かした。 「僕はこれまでプレイしてきたすべてのチームで、勝負どころのベストオプションは自分だと思っていた。ラストショットを打たなければ、罪悪感を覚えていた。僕はウィニングショットを打ちたかったんだ。チームメイトを信用していなかったわけではないけど、自分がベストオプションだと考えていた」 リーグ随一のスコアラーであるデュラント、そしてナッシュ新HCとの共存が成功すれば、ネッツは一躍2020-21シーズンの優勝候補に躍り出る可能性がある。

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