昨年引退のショーン・リビングストンが古巣ウォリアーズのフロントスタッフ入り

9月15日(日本時間16日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズは、昨夏現役を引退したショーン・リビングストンが、スタッフとしてチームに加入すると発表した。正式な役職名は「Director of Players Affairs and Engagement(選手総務&エンゲージメント・ディレクター)」となる。 35歳のリビングストンは2004年にドラフト1巡目全体4位指名でロサンゼルス・クリッパーズに入団するが、2006-07シーズンに膝に重傷を負い、約2年の長期離脱を余儀なくされる。その後、マイアミ・ヒート、オクラホマシティ・サンダー、ワシントン・ウィザーズ、シャーロット・ボブキャッツ(現ホーネッツ)、ミルウォーキー・バックス、クリーブランド、キャバリアーズ、ブルックリン・ネッツと7チームを渡り歩き、2014年にウォリアーズに加入。ウォリアーズでは控えのポイントガードとして安定したプレイタイムを得て、3度のNBA制覇に貢献したのち、昨年9月に引退を表明した。

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「Director of Players Affairs and Engagement」という聞き慣れない役職についてリビングストンは、「(様々なことをやる)ハイブリットのような役割になる」と説明したと『NBC Sports Bay Area』のドリュー・シラー記者は伝えている。 「1年目はこれまでとは違うことについて取り組むことになる。スカウティング、ドラフトなど他の部門について学んでいく。また、ルーキーや若手、その他すべての選手たちと共に働くことにもなるだろう。スティーブ(カーHC)のシステムでプレイしていたから、それがどのようなものかなど選手に伝えることができると思う」 さらに、リビングストンは、「コート内外で様々なことができるようになりたいと思っている。ただ、僕の強みはコート上であらゆる種類の情報、知識、経験を選手たちに伝えていくこと。そこに今の僕の価値があると思っている」と、長い現役生活で培ったあらゆる経験をチームに還元していきたいと続けている。 ウォリアーズは、前日に名シックスマンとして活躍したリアンドロ・バルボサのメンターコーチ就任を発表。黄金時代を知る2人をスタッフに加え、来季ウォリアーズは最下位に沈んだ今季からの逆襲を図る。

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