ロサンゼルス・レイカーズは9月10日(日本時間11日)に行われたヒューストン・ロケッツとのカンファレンス準決勝第4戦を110-100で制し、通算成績3勝1敗とシリーズ突破に王手をかけた。 第3クォーターまで10点以上のリードを奪いながら、試合終了残り1分を切った時点で5点差まで縮められたレイカーズは、その直後のプレイでレブロン・ジェームズからパスを受けたアレックス・カルーソが3ポイントシュートを沈め、チームの勝利に貢献した。 レイカーズ番記者のハリソン・フェイゲン記者は、重要な場面で与えられた役割をしっかりとこなしたカルーソをジェームズが称賛した様子を紹介している。 「僕らはAC(カルーソ)に絶大なる信頼を寄せている。ほとんどのキャリアをGリーグで過ごした彼は、優勝を目指すチームで重要な役割をもらい、大事な場面で多くのプレイタイムをこなす過程でどんどん自信をつけている。彼はミスを犯さないし、勝つためのバスケットボールができるから信頼できる。僕が彼を信頼してあのシュートを託したことを知った上でシュートを放った。成功させたことに驚く者は誰一人いなかった」 一方、称賛されたカルーソはジェームズについてこのようにコメントを残している。 「何人もの選手と幾度となくプレイしてきたなかでも、レブロンは最高の選手で今後彼以上の選手とプレイすることはないだろう。彼のそばでプレイできることで僕の自信もどんどん上がっている。けど、僕がここまで来れたのは自分自身から来る自信でもあるんだ。正直言うと、シュートを打つ時は特に何も考えていない。体に染みついているから、ただ身を任せているだけだよ」 2017年にドラフト外からレイカーズと2WAY契約を結び、今季からは本契約を勝ち獲ったカルーソ。今プレイオフではこれまで9試合に出場し、平均7.1得点、2.6リバウンド、3.1アシスト、1.2スティールと攻守両面でチームに貢献している。 カンファレンス決勝進出に王手をかけたレイカーズは、9月12日(同13日)にロケッツとの第5戦に臨む。