選手会がバブル内に招いた子供たちを対象に特別スクールを開講 「この教室は国内で最も安全」と関係者は主張

NBAのポストシーズンが行われているフロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内に設置されたバブル(隔離地域)で、9月7日(日本時間8日)から選手の子供たちを対象とした“バブルスクール”がスタートした。 バブル内では新型コロナウイルスの検査をはじめとした厳しいプロトコルが設定され、参加チームが8チームに絞られたカンファレンス準決勝から選手や審判の家族が合流を許可されている。NBAファイナルが終了する10月中旬までバブルにいる可能性があるなかで、9月7日(同8日)にキャンパス内の隣接する2つの部屋で、選手会(NBPA)によるバブルスクールが初日を迎えた。

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『ESPN』のバクスター・ホルムズ記者によれば、スクールは3~7歳の生徒を対象に、月曜から金曜日の午前8時半から12時半まで開催。自己教育力を発揮させて自立した人間を育てる「モンテッソーリ教育」が採用され、授業テーマは毎週変更される。バブル内には現時点で新生児から14歳まで約20人の子供がいるが、それ以外の年齢層は個人レッスンの受講が可能だという。 プレイオフでの勝ち残りや家族の参加数によって流動的だが、1クラスは6~12人。NBPAのスポーツ医学研究のディレクターを務めるダン・オブライエン氏は、初日の参加生徒数は6人だったとし、「この教室はおそらく国内で最も安全な教室だろう」と語った。 また、NBPAの医療責任者で役人も務めるジョー・ロゴスキー氏は、「我々はバブルでの環境を選手たちにとって可能な限り快適なものにしようとしているだけで、スクール開講はその大きな取り組みの一つだ」とその意義を説明している。 ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは、「何もない」「ここにいるのは意味がない」とバブルに最愛の子供たちを呼ばない理由を明かすなど選手によって決断はさまざまだが、来シーズン以降も見据えた上では有用な取り組みかもしれない。

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