モントレズ・ハレルが最優秀6thマンを初受賞、クリッパーズ勢が3年連続の栄誉

NBAは9月4日(日本時間5日)、ロサンゼルス・クリッパーズのモントレズ・ハレルが2019-20シーズンの最優秀6thマンに輝いたことを発表した。 今季は新型コロナウイルスの影響で、レギュラーシーズンが中断した3月12日(同13日)までを選考対象に変更された。シーズン中断時点で63試合に出場し、平均18.6得点、7.1リバウンド、1.7アシスト、1.1ブロックを記録したハレルは、100人のスポーツライターと放送関係者による投票で合計397ポイント(1位票58)を獲得。昨季の投票結果では3位だったなか、今回嬉しい初受賞となった。 投票結果では2位に328ポイント(1位票35)のデニス・シュルーダー(オクラホマシティー・サンダー)、3位には127ポイント(1位票7)を獲得したハレルの同僚ルー・ウィリアムズが入った。 今回のハレル選出により、ウィリアムズの2017-18、2018-19シーズンに続き、クリッパーズの選手が3年連続で最優秀6thマンを受賞。また、2013-14、2015-16シーズンでは、当時クリッパーズに所属していたジャマール・クロフォード(現ブルックリン・ネッツ)が受賞しており、過去7シーズンのうち5度クリッパーズの選手が選出されている。 2015年のドラフト2巡目全体32位指名でヒューストン・ロケッツに入団したハレルは、2017年にトレードでクリッパーズへ移籍。加入3年目を迎えた今季、ベンチ出場を対象としたランキングでは、平均得点(18.4)でリーグ2位、リバウンド(7.0)で同5位に入っているほか、リーグトップのダブルダブル数(11回)を記録した。また、キャリアハイとなる34得点も2度マークしている。 クリッパーズは今季のプレイオフ1回戦でダラス・マーベリックスを破り、カンファレンス準決勝へ進出。デンバー・ナゲッツとの準決勝初戦では、ハレルが体格を生かしたパワープレーでチームの勝利に貢献した。26歳のハレルが残りのプレイオフでどんな活躍を見せてくれるかに注目だ。

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