ウルブズが今年のドラフト1位指名権のトレードを検討か

8月20日(日本時間21日)に行われたNBAドラフト・ロッタリーで、ミネソタ・ティンバーウルブズは今年のNBAドラフト1巡目全体1位指名権を見事に引き当てた。 しかし、今年のドラフト候補には、昨年のザイオン・ウィリアムソンやジャ・モラントのような際立った選手がいないため、1位指名権をトレードしてすでに実績のある大物選手を獲得する方がウルブズにとっては良いのではないかと、『NBC Sports』のカート・ヘリン記者は指摘している。

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事実、同局のトム・ハバーストロウ記者のポッドキャストの中で、ウルブズのガーソン・ロサス球団代表が1位指名権のトレードを検討していることについて言及したと、ヘリン記者は伝えている。 もちろん、他チームのゼネラルマネージャーたちも、今年のドラフト1位指名権がトレード市場に出てくることをすでに視野に入れているようだ。『The Athletic』のサム・ベセニー記者は、「ロサスはリーグで最もアグレッシブなGM(ゼネラルマネージャー)の1人だ。情報筋によると、彼は今後数か月かけてドラフト1位指名権の市場価値を確認しようと考えているようだ。しかし、ウルブズは無理をしてトレードに動く必要が無いため、ロサスGMは有利な立場で他チームの出方を探ることができる」と、リポートしている。 昨シーズン、ウルブズは2014年のNBAドラフト1巡目1位指名選手で、ウルブズ一筋でプレイしてきたアンドリュー・ウィギンズをトレードして、エースのカール・アンソニー・タウンズの親友で、2015年のドラフト1巡目2位指名選手のディアンジェロ・ラッセルをゴールデンステイト・ウォリアーズから獲得した。今年のドラフト上位指名候補の中に、タウンズとラッセルにフィットしそうな選手がいないと判断した場合、ウルブズは指名権のトレードに向けて積極的に動きそうだ。

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