ボストン・セルティックスのゴードン・ヘイワードは、右足首捻挫によりフロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内に設けられたバブル(隔離地域)を離れているが、リハビリ自体は順調に進んでいるようだ。 ブラッド・スティーブンスHC(ヘッドコーチ)は、ジェイソン・テイタム、ケンバ・ウォーカー、ジェイレン・ブラウンに次ぐ“第4の攻撃オプション”であるヘイワードの最新情報に言及。『ESPN』のティム・ボンテンプス記者が指揮官のコメントを伝えている。スティーブンスHCによれば、すぐにコートに戻ってプレイできるわけではないが、回復自体は順調だという。 「リハビリは順調のようだ。彼は良くなっていると感じている。とは言っても、道のりは長い。歩くのもまだ完璧じゃないと思う。正常に歩けるようになり、完璧に回復したら彼は戻ってくるだろう。近いうちに再びバブルに戻る予定ではいるけど、まだしばらく時間はかかると思う」
8月17日(日本時間18日)に行われたフィラデルフィア・76ersとのプレイオフ1回戦初戦、ヘイワードは第4クォーター残り3分8秒の場面で自陣でのリバウンドに飛び、同僚ダニエル・タイスの足の上に着地してしまい、右足首を負傷。その翌日、MRI検査の結果、グレード3の捻挫により約4週間の離脱と診断されたことが発表された。 当初から第4子の出産に立ち会うためにバブルから一時離脱する予定だったため、現在は自宅に戻ってリハビリを行っている。 セルティックスはトロント・ラプターズとのカンファレンス準決勝で先勝しており、9月1日(同2日)に第2戦が行われる予定。昨季王者を破って2017-18シーズン以来のカンファレンス決勝に駒を進めるとなれば、ヘイワードが戦列に戻る可能性も増しそうだ。