ブレイザーズなどで活躍したクリフ・ロビンソン氏が53歳の若さで死去

ポートランド・トレイルブレイザーズなどで活躍した元オールスター選手のクリフ・ロビンソン氏が53歳の若さで死去したことを『AP通信』のブライアン・マホーニー記者が報じた。 死因は数年にわたりロビンソン氏が戦ってきた悪性リンパ腫だと家族が明かしたことを、『The Athletic』のシャムス・カラニア記者が伝えている。 1989年のドラフト2巡目全体36位でブレイザーズに指名されてNBAデビューを飾ったロビンソン氏は、その後フェニックス・サンズ、デトロイト・ピストンズ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、ニュージャージー(現ブルックリン)・ネッツに在籍し、2006-07シーズンを最後に現役を引退。キャリアを通して1380試合に出場したロビンソン氏は、身長208cmながら3ポイントを通算1253本決めるなど“ストレッチ4”の先駆けとして、平均14.2得点、4.6リバウンドを記録している。

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1年目からセカンドユニットの得点源として活躍し、1990年、92年とブレイザーズのNBAファイナル進出に貢献したロビンソン氏。控えながら平均19.1得点を記録した93年にはシックスマン賞を受賞し、主に先発として出場して平均20.1得点、6.7リバウンドをマークした翌94年にはキャリア唯一のオールスターに選出されている。また、サンズでプレイした2000年、ピストンズ在籍時の02年には、オールディフェンシブ・セカンドチームにも選ばれるなど、攻守ともに高い評価を受けていた。 プロ入りから8年とロビンソン氏がキャリアを通して最も長く在籍したブレイザーズはこの訃報を受け、声明を発表している。 「彼の人柄とエネルギーは唯一無二で、コート上での貢献は間違いないものでした。在籍した8年間ずっとトレイルブレイザーズをプレイオフ進出に導いてくれました」 「トレイルブレイザーズで達成した461試合連続出場はいまだにフランチャイズ記録であり、これは彼のハードワークとチームへの献身の証です。クリフの家族と、彼を愛する人たちに心からの哀悼の意を表します。“アンクル・クリフ”(ロビンソン氏の愛称)は、トレイルブレイザーズ、そして全てのリップシティの人々から惜しまれるでしょう」

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