ヤニス・アデトクンボ、出場停止を悔恨も“プレイオフモード”に切り替え「一丸となれば良い位置が狙える」

リーグ最高勝率(56勝17敗)でレギュラーシーズンを終えたミルウォーキー・バックスは、プレイオフ1回戦でオーランド・マジックと対戦する。エースのヤニス・アデトクンボは不甲斐ない結果に終わったシーディングゲームの分も活躍を誓った。 新型コロナウイルスによるリーグ中断時点で53勝12敗(勝率81.5%)をマークしていたバックスは、フロリダ州オーランドで集中開催されたシーディングゲームで失速。アデトクンボが8月11日(日本時間12日)のワシントン・ウィザーズ戦でモリッツ・バグナーに頭突きをして退場処分になり、最終戦のメンフィス・グリズリーズ戦で出場停止を科された影響もあって、バブル(隔離地域)入り後は3勝5敗と成績を落とした。

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平均27.8得点、12.2リバウンドを記録してNBAオール・シーディングゲーム2ndチームに選出されたアデトクンボだが、『ESPN』のエリック・ウッドヤード記者によれば、オンライン会見で複雑な胸中を覗かせたという。 「負けたことにフラストレーションを感じたわけじゃない。敗戦もバスケットボール、そして試合の一部だからね。ただ、自分たちらしくないと思う瞬間があったことにはがっかりはした。僕たちは(マイク・ブーデンホルザー)ヘッドコーチが望み、自分たちがやりたいと思うようにボールを動かせていなかった。守備もハードにできていなかった。リーグでナンバーワンのディフェンスを誇るチームの時もあれば、そうでない時もあった」 アデトクンボの中で引っかかっていたのはやはり頭突きによる出場停止処分で、「僕が最もフラストレーションが溜まったのが、おそらくメンフィスの試合だった。ホテルの部屋で座り、チームメイトが試合に勝つのを手助けできなかったんだからね」と明かした。もっとも、すでに気持ちは切り替えているようで、しっかりとプレイオフに照準を当てたコメントを残している。 「でも、それはもう終わったこと。過去にすぎない。これからがプレイオフタイムだ。全員が同じページにいて、集中すればきっともっと上手くプレイできる。世間は僕たちに多くの注目をしていない気がしているけど、結局僕たちは自分たちのことをやるだけだ。重要なのは僕たちが何をして、どのように練習して成長するか。楽しんで、一丸となって戦えるかだ。それができている限りは良い位置が狙えると思うよ」 カリーム・アブドゥル・ジャバーとオスカー・ロバートソンを擁した1970-71シーズン以来となる、球団史上2度目の優勝を果たせるか。タイトル獲得の行方はアデトクンボの双肩に懸かっている。

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