ラプターズのカイル・ラウリーを敵将が称賛「大きな影響力を持つ勝者」「究極のリスペクトを受けている」

NBA王者トロント・ラプターズは史上8チーム目のリーグ2連覇を懸け、8月17日(日本時間18日)から始まるプレイオフに臨む。イーストの第2シード(53勝19敗)獲得は、チームの“ハート&ソウル”を担うカイル・ラウリーによるところが大きいが、34歳のベテランに敵将も賛辞を送っている。 ラウリーはプロ14年目の今季、58試合に出場して平均19.4得点、5.0リバウンド、7.5アシストをマーク。『AP通信』のティム・レイノルド記者によれば、NBAの歴史において、34歳以上でこれを超える成績を挙げたのはレブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)とラリー・バード(元ボストン・セルティックス)しかいないという。 2012年にトレードでラプターズに加入してから7年目の2018-19シーズン、ラウリーはフランチャイズ史上初の優勝に貢献。今季はカワイ・レナード(現ロサンゼルス・クリッパーズ)、ダニー・グリーン(現ロサンゼルス・レイカーズ)がフリーエージェントで退団したなかで、パスカル・シアカムとともにチームを牽引してきた。「優勝できた喜びに勝るものはない。子供の誕生を除けば、そんな気持ちになったことはなかったと思う。それが今、僕が戦い続けるモチベーションだ」と語るように、昨季の成功体験がプレイの原動力になっていると明かす。

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そんな熟練のオールスターガードに対し、ライバルであるマイアミ・ヒートを指揮するエリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)は手放しで賛辞の言葉を送る。 「彼は私や我々のフランチャイズ(ヒート)から究極のリスペクトを受けている。毎年競争を続け、昨年ついに頂点にたどり着いた。このリーグにおいて、大きな影響力を持つ勝者だ。彼の競争心はとてつもない。ドライブし、オフェンス・チャージを取り、ルーズボールに身を投げ出し、すべてをチームの勝利のために捧げる」 ラプターズのニック・ナースHCも、「選手たちには彼をもっと真似て欲しい」とお手本としてラウリーに絶対の信頼を寄せている。ラウリー自身も“使命”は同じで、チャンピオンを目指すのみだと力強く語る。 「僕たちはまったく同じチーム。コートに出てハードにプレイする。すべての試合に勝とうとしているし、それは僕たちがずっとやってきたことだ」 ラプターズがリーグ2連覇を果たした時、周囲の“ラウリー評”はいっそう高まることになるだろう。

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