ロサンゼルス・クリッパーズのモントレズ・ハレルが、フロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内に設けられた“バブル”(隔離施設)に戻ってきていることが分かった。 ハレルは7月17日(日本時間18日)に個人的な事情からバブルを離脱。その後、行動の詳細については明らかになっておらず、シーズン再開後もずっと欠場を続けていた。しかし、『ESPN』のオーム・ヤンミスク記者は、ハレルが自身のインスタグラムにバブル内の滞在しているホテルの外を撮った動画を投稿していたことを紹介。ハレルはツイッターにも「俺は戻ってきた!!!!!!!!」とメッセージを投稿している。
バブルに再入場した選手は、チーム合流まで少なくとも4日間の隔離生活が必要となる。ただ、離脱していた間、毎日の新型コロナウイルス検査を行っていなかった場合、最低10日の隔離となる。 クリッパーズのシーディングゲームは8月12日(同13日)のデンバー・ナゲッツ戦、14日(同15日)のオクラホマシティ・サンダー戦の2試合。現在、ふくらはぎの怪我でパトリック・ベバリーが離脱しているものの、チームに帯同してコートサイドの最前列からチームメイトに声援を送っていることから重傷ではないと見られている。 ハレルは今季、リーグ中断前の時点で63試合に出場して平均18.6得点、7.1リバウンドを記録。同僚ルー・ウィリアムズとともに、シックスマン賞の最終候補者3名に選出されている。チームに欠かせない主力だけに、プレイオフになんとかベストメンバーで臨める見込みとなったことはクリッパーズにとって朗報だろう。