ブレイザーズのデイミアン・リラード、クリッパーズの挑発に“大人な対応”「リスペクトされている証」

ポートランド・トレイルブレイザーズは、8月8日(日本時間9日)に行われたロサンゼルス・クリッパーズ戦で117-122と敗れた。この試合で最も注目を集めたのは、勝負所にフリースローを2本とも外したデイミアン・リラードに対する相手ベンチのリアクションと、それに対するリラードのコメントだった。

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第4クォーター残り18.6秒、117-118と1点差でリードを許していたブレイザーズは、リラードがフリースローを獲得。しかし、2本とも決めれば逆転という重要な局面で通算フリースロー成功率88.8%を誇るリラードは、珍しく2本とも失敗してしまう。このプレイをベンチから見ていたクリッパーズのパトリック・ベバリーとマーカス・モリスが、「Dame D.O.L.L.A(ラッパーとして活躍するリラードのステージネーム)」と叫びながら大喜びしたほか、ポール・ジョージも「さよなら」と手を振り、リラードを挑発した。 試合後のオンライン会見でクリッパーズの挑発について訊かれたリラードは、「重要な場面でフリースローを外してしまったことは自分の失敗」と前置きした上で、冷静なコメントを残している。 「パトリック・ベバリーは過去に僕の決勝点で負けたことがあるし、PG(ポール・ジョージ)も去年のプレイオフで同じように負けているからね。彼らがあのようなリアクションを取ったのは僕がクラッチタイムに強い選手だと知っているからだよ。リスペクトされている証だし、気分を害したとはまったく思っていないよ。どちらかと言えば、気分を害したのは彼らのほうじゃないかな。僕に負けた記憶がまだ残っているんだろうね」 昨年のプレイオフ1回戦第5戦で劇的なブザービーターを決めてオクラホマシティ・サンダー(当時ジョージが在籍)を破ったように、リラードはこれまで何度も勝負を決めるビッグショットを沈めてきた。今回はフリースローをミスして悔しい敗戦となったが、どんな状況でも冷静でいられる強心臓は、彼がクラッチプレイヤーたる所以の一つだろう。

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