NBA、下位8チームによるミニキャンプは不開催が濃厚 某GMは実戦離れを懸念「大きな損害」

NBAはフロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内に設けたバブル(隔離地域)でシーズンを再開させた。22チームがシーディングゲームに参加しているが、出場権を得られなかったリーグ下位8チームが、2020-21シーズンの開幕前にもう一つ別の隔離地域を作って合同練習とスクリメージ(練習試合)を行う“セカンド・バブル”構想は、どうやら実現されないようだ。 選手の新型コロナウイルス感染が発覚したNBAは3月12日(日本時間13日)からリーグ戦を中断。オーランドでの集中開催形式による再開に際しては、試合数や日数の兼ね合いから、プレイオフ進出の可能性があるイースタン・カンファレンスの上位9チーム、ウェスタン・カンファレンスの上位13チームの計22チームが参加。シャーロット・ホーネッツ、シカゴ・ブルズ、ニューヨーク・ニックス、デトロイト・ピストンズ、アトランタ・ホークス、クリーブランド・キャバリアーズ、ミネソタ・ティンバーウルブズ、ゴールデンステイト・ウォリアーズの計8チームは、来シーズン開幕までの間、通常よりも長いオフシーズンを過ごすことになった。

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プレイオフに進出する可能性がないチームと選手にとって、シーズン再開後にプレイするモチベーションを高めることは難しく、下位8チームを対象外としたリーグの判断は理解できる。しかし一方で、選手たちが8か月近く実戦から離れることに関しては懸念の声が浮上。特に下位には再建中のチームが多く、有望な若手を抱えているため、長いオフによって選手の育成が停滞することが問題視されていた。 そこでNBAはシカゴに“セカンド・バブル”を作る方向で具体的な話を進めていたとされるが、どうやら実現には至らないようだ。 『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者とサム・アミック記者によると、関係者は「8チームがオーランド以外の場所でセカンド・バブルを作って、そこでミニキャンプやスクリメージを行う可能性は低いようだ。また、それらのチームが、本拠地がある都市でミニキャンプや集団ワークアウトを行う可能性も低いだろう」と証言。また、あるチームのゼネラルマネージャーは、「残念だが、セカンド・バブルは実現しない。今夏にプレイできないことは、オーランドに行けなかった8チームにとっては大きな損害になる」と話しているという。 来シーズン開幕に向けた“ハンデ”をどのように穴埋めするのか、下位8チームの大きな課題になりそうだ。

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